孤独のセミリタイア

天涯孤独・社会的孤立状態のアラフィフおじさんが、米国株投資でセミリタイア達成。 日々思う事を不定期で綴ります。(旧この社会の片隅に)

庶民は刺身が食えなくなる日

ちょっと気になる記事を見つけました。

よくセミリタイア志望者の間で日本が住みやすい国である根拠として、治安が良い事に加えて物価が安い事をあげる人がいます。残念な事ですが、物価が安いのは賃金が安い事と表裏一体な訳です。

正確に言えば今財産を持っている人・年金をたっぷり貰える老人や事業で一発当てた人にとっては住みやすい国というだけで、現役世代の多くはあっぷあっぷというのが現状なのではないかと思います。

日本は基本的には内需の国なので、逆に言えば賃金が安くても物価が安ければそこそこの暮らしができるという考え方もできるのですが、そうとも言ってられないのではないかという記事を見かけました。

 

business.nikkei.com

 

記事は「安い国ニッポン」という書籍からの抜粋で、和食ブームで海外で魚の需要が上がる共に高値で取引されるようになり、日本の業者が買い付け競争に負けるケースが増えているとの事。

個人的に魚の値上げというのは実感していませんが、近所のイトーヨーカドーが刺身を信じられない位薄く切るのが腹立たしく、お菓子なんかと同じステルス値上げじゃないかとがっかりする事が多いです。

 

記事では対策としては、日本人の所得を上げるしかないという身も蓋もない意見が述べられています。今は消費者が安物に走れば企業に収益が出ず、企業は収益が出なければ賃金を下げ、賃金が下がれば消費者は更に安物を求めるという悪循環な訳です。

ただこればかりは一朝一夕には実現しないでしょうし、当ブログで繰り返し述べている結論ではあるのですが、せめて剰余資金くらいは健全なインフレを続ける国に置いた方が良いのではないかと思います。