この社会の片隅に ~In this corner of the society~

天涯孤独・社会的孤立状態のアラフィフおじさんが、投資と在宅ワークでセミリタイアを目指す日誌

「セミリタイアで夢探し」に思う

日経新聞セミリタイアに関する記事が出ていました。

 

www.nikkei.com

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 記事の内容としては手法についてはあまり詳しく突っ込まず、システムエンジニアとして月収500万を稼いでいた女性が、いざセミリタイアを達成してこれといってやる事もなく過ごす様をルポ調に描いている記事です。

 まず感想としては、36歳という若さでセミリタイアに興味をもち実現させた行動力がすごいと思いました。記事によると貯蓄と相続で5000万の元手があり、質素な暮らしなら十分と考え仕事を辞める決意をしたそう。

 一方「午前9時になるとスマホで株を売買する」という記述から、定番である米国株の長期投資・バイ&ホールド戦略ではなく、国内株の短期投資をメインにしている様子もうかがえ、他人事ながらリスク管理はどうなのか心配になってきます。

 とはいえ投資で一番の武器は若さ。例え大損しても働いて返せるだけの時間的な余裕があるのは羨ましい限りです。今は人生のお休みと考えてのんびり過ごすのも悪くないのではと思います。

 

 ただこの記事の趣旨は手法ではなくセミリタイア達成後の漠然とした焦燥感、嫌な仕事を辞めた後に自分の本当にやりたい事・没頭できることが見つからないという焦りを吐露している訳です。

 記事によれば趣味の野球観戦や近場への日帰り旅行を楽しむ一方、サラリーマン時代に憧れていたドラクエウォークは一か月で飽きたとの事。確かにソシャゲーは時間が必要な一方、いざ時間を使うと無駄な事をしたなぁと後悔するもの。

 まぁ目的があってリタイアする方がいいのは確かですが、それもこの若さがあれば十分解決できる問題。お金があるなら仕事と言わず、ボランティアでもサークルでもやりがいを見つける時間は十二分にあるのではと思います。

 かつてある歌手が「好きな事が見つからないのですがどうしたら良いですか?」と質問されて「好きな事が見つかった時の為にお金を貯めておけ」と応えたと聞き、頭の良い人だなと感心したものですが、彼女の場合は準備が既にできている訳です。

 

 自分の場合はもう既に終活の年齢・どうやって生きるかでなくどうやって死ぬかを考える時期にある事もあり、個人的には「夢などなくても生きていける」に一票という人間です。

 セミリタイアもあともう少しという所までは来ているのですが、いざ実現してもおそらく社会との関わり合いを殆ど持たず、ネットをするか家で寝ているだけの生活になるような気がします。

 こればかりは個人差があると思いますが、普通の方であれば社会的な接点を何かしら持っておく方が幸福度はアップするのでしょう。この女性に夢中になれる事が見つかる事をお祈りします。