孤独のセミリタイア

天涯孤独・社会的孤立状態のアラフィフおじさんが、米国株投資でセミリタイア達成。 日々思う事を不定期で綴ります。(旧この社会の片隅に)

高配当株とインデックス

インデックス投資と高配当株投資のどちらが良いのか?というのはネット上でもしばし議論になる所です。

最近はだいぶ落ち着きましたが、高配当ETFであるSPYDが9月に大幅な減配となった事で、当時はそれ見た事かと後知恵バイアスでマウントを取りに来る輩がネットに溢れかえっていた訳です。高配当株投資への批判をまとめると

①高配当株は配当を出すたびに課税されるので再投資するにも効率が悪く、一方インデックスは課税の繰り延べ効果があるので資産増加が早い。

②配当金を出す企業は成長性のない枯れた産業の場合が多い。それなら成長企業に投資して、お金が必要ならその都度売却すればよい。

③特にSPYDは、株価が上がって利回りが下がった銘柄を排除する為、一度株価が下がると回復しにくい。

 

インデックス投資の優位性は理屈としては分かるのですが、同時にそううまく行くものかなぁという疑念もあります。長年積み立てていざ取り崩すとなった時に米国の覇権が終わっている可能性もあるし、売却益への課税が強化される可能性もある。

結局未来は誰にも分からない。悪い言い方をすれば捕らぬ狸の皮算用ですね。そんな事を考えていたら有名ブロガーの三菱サラリーマン氏が高配当株投資に関するエントリーを上げているのを見かけました。

freetonsha.com

 

FIREに興味のある方はご存じかと思いますが、同氏には批判も多い。詳しい話は最近出した書籍のアマゾンレビューに譲りますが「エリートサラリーマンだから」「インフルエンサーだから」と揶揄される事も多々ある。

またコロナ禍後の暴落でSPYDを含め、多くの高配当株が値下がりしてしまった現状を考えると、彼の投資時期がたまたま良かっただけで再現性は低いという見方もできるかと思います。

感想は人それぞれですが、もし彼のブログや書籍を読んで自分には無理だと思うなら、今は資産形成期にあるという事。少額の投資でお小遣い程度の配当金を貰うより、複利の力で長期的に資産を増やす方が向いているのではないかと思います。

 

記事では最終的には個人の時間軸と目的によるという結び方をしています。付け足すなら個人の性格ですかね。高配当株投資に興味を持った人は、何だかんだで毎月チャリンチャリンとお金が入ってくる方が安心できる人だと思います。

またインデックス投資に対して「取り崩しにも心理的な抵抗がある」という指摘は傾聴に値すると思います。インデックスの優位性が腹落ちしていない人は、取り崩す過程で資産が目減りするのに動揺する可能性もあるという事です。

一方で多くのSPYDホルダーが、コロナ禍に伴うネット上のバッシングで同ETFを手放したことから分かるように、高配当株投資でも動揺する人は動揺する。ここが投資の難しい所です。

自分はインデックスも高配当株も両方持っている人間ですが、どんな投資手法でも大切なのは、自分の中で納得している事と退場しない事、ネットの意見や流行り廃りに右往左往しない心掛けが大切なのではと思いました。